シルフの里に着くと
いつものようにコムシオがお出迎えしてくれた。
そっと、ノラクシアの身体を差し出した・・・
コムシオに言われても返す言葉がみつからなくて、ただただうなずいた。
そこにシルフの長老さんも現れて・・・
明るいシルフの里に 重い空気が漂った・・・
そう思いたい・・・ 思いたいよ・・
ありがとう ありがとう
「なんてことをしてくれたの!」とか「こんなことになるなんて!!」
なんて、非難されてもおかしくなかったのに・・・
・・ここで、自分のお里で、静かに眠れることを祈ろう。
ありがとう ありがとう ノラクシア。
平和を愛するシルフ達・・・ 決して好戦的な性格ではない。
ノラクシアの想い・・・・・。
ありがたい、うれしい言葉。 だけど
心の片隅で、ただただ その日がこないことを願っている。
シルフの里をそっと後にして、ザナラーンの教会へと戻った
そうだね・・・ 穏やかに眠れますように。
大丈夫だよ、ふっち。
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うん ノラクシアの『想い』は、どんな形であれ、わたしが絶対に継ぐよ!
こんなところで、立ち止まってばかりいられない。
ところで、ミンフィリアは・・・・?
ふっちのことにばっかり気が行って、すっかりわすれていた。
(つづく)