イシュガルド入りをしたのが
つい、昨日のことのようだ・・・
『魔大陸 アジス・ラー』と呼ばれる場所は
5000年ほど前 古代アラグ帝国の人々が、蛮神やドラゴンに屈せず
ありとあらゆる禁断の知識を詰め込んだ禁忌の地だという—。
ここへやってきた冒険者は イシュガルド教皇との最終決戦を前に
実験台にされたドラゴンやキメラ化を試みたモンスターたちに遭遇し
この地が”禁忌”である意味を悟ったのであった・・・。
背後から迫りくる帝国軍
—彼らもまた、ここ魔大陸にあるという対蛮神兵器をねらって
追ってきたのだという・・・。
果たして、その兵器とは一体・・・
アジス・ラーの中心研究棟「旗艦島」へと向かう途中で
封印されている巨大な竜を発見した。
ここまでともに旅をしてきた幻竜・・・ ティアマットの父である
ミドガルズオルムが仮の姿で挨拶を交わす。
——七代天竜の一翼である、ティアマットを封印したアラグ帝国・・・。
かつて、エオルゼアの地に『第七霊災』をもたらした
「蛮神バハムート」を封印する「人工衛星・ダラガブ」を造ったのも
このアラグ帝国の人だという——。
彼らについてはまだまだ謎が多い・・ エオルゼアを統一して尚
一体、なにを目論んでいたと言うのだろうか・・・?
ティアマットが語り出す・・・
エオルゼアを統一したアラグ帝国は、はるか南のドラゴンの住まう大陸へと侵攻し
同胞であり、家族である巨竜『バハムート』を葬り去った。
バハムートの復活を願うティアマット、仲間のドラゴン達は
アシエンにそそのかされ、願いのままに『蛮神・バハムート』を呼び出したのだという・・。
「だが、呼び降ろされたそれは、紛い物だったのだ。」
苦しそうに息を吐くティアマット…
アシエンどもはアラグの民にも知恵を授け、
バハムートは、永遠の檻に捕えられた
それはティアマットの『罪』だという。
ティアマットはそう告げた。
「ここは、死すら叶わぬ時の牢獄……。しかし、我はここを出ることを望まぬ。」
「時の果てる、その日まで。」
そうなのだろうか。
本当に、そうでなければいけないのだろうか…?
蛮神・バハムートは第七霊災で滅びたのだろうか。
そうしてアシエンに騙されたことはすべてティアマットの‟罪”なのだろうか・・・?
途端に 光のクリスタルが輝き出した
最後のクリスタルを埋めてゆく・・・
想いは・・・ オルシュファンの、イゼルの・・ みんなの想いは 届いたのだろうか・・・・
母なる『ハイデリン』からの呼びかけ・・・
ミドガルズオルムに封印されていた
光の加護が・・・ また宿ってゆく・・・
ミドガルズオルム「我が[爪]のすべてを打ち砕き、再び、光の加護を取り戻したか…。」
ミドガルズ・・オルム・・・・?
小さな仮の姿から、本来の姿へと近づいた・・・・!
うん、行こう。教皇のもとへ。
まだまだ答えは出ないけど
教皇の蛮神化を止めるために。
打ち倒すために。
幻竜にまたがり
いざゆかん!
「旗艦島」にいる 教皇の・・ アシエンのもとへ・・・・!!
つづく!